硬水のウォーターサーバーってあるの?ないの?

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「エビアン」などの硬水をウォーターサーバーで飲む方法

硬水を飲めるウォーターサーバー(宅配水サービス)の会社ってあるのだろうかと思って調べてみると、「硬水が飲めるウォーターサーバーはここです」といって普通に紹介しているサイトがあります。

でも、その宅配水会社のHPでは、赤ちゃんにも安心な軟水ですと書いてあります。

また、硬水を飲めるウォーターサーバー(宅配水)はないと言っている人もいます。

どうしてこのようなことになるのでしょうか? これは、「硬水」という言葉の定義の問題がありそうですね。

そもそも硬水って何?


ざっくり言うと、硬水とはミネラル分を多く含んだ水で、軟水はミネラル分が多く含まれない水です。

ミネラル分がどれだけ含まれているのかは、「硬度」という尺度で表されます。
硬度が高いのが硬水で、硬度が低いのが軟水です。

硬度を表す計算式は国によって違うのですが、日本では、今はアメリカ硬度を使っているそうです。
世界保健機関(WHO)も、アメリカ硬度を使っています。

だから硬度はアメリカ硬度で問題ないのですが、硬度いくつから硬水といって、いくつから軟水というのか、その分類方法が、けっこうあいまいなんですよね。

WHOでは、 硬度0〜60未満を「軟水」 60〜120未満を「中程度の軟水(中硬水)」 120〜180未満を「硬水」 180以上を「非常な硬水」 と定義しています。

ですが、いろんなサイトを見て調べてみると、 はっきりとは定義が定まっていないのが実情のようですが、 硬度100未満を軟水としているところが多いです。
そして100〜300を中硬水、300以上を硬水としているところもよく見ます。

宅配水で飲める天然水は、どんなに硬度が高くても100以下です。

ただ、WHO言うところの「中程度の軟水(中硬水)」という定義にギリギリ該当する硬度の水はあります。
例えば、プレミアムウォーターで選べる天然水のうち、金城の水は硬度83です。

この水をWHOの定義では「中硬水」ともいうのかもしれませんが、一般的には軟水に分類されることが普通です。

そういう水を、何の説明もなく「硬水が飲めるウォーターサーバー」などと言って紹介するのは、100%間違いとまでは言えませんが、非常に不親切かつ誤解を生みやすいと思います。
少なくとも「硬水」ではないですよね。

なので、現在のところ、硬水が飲めるウォーターサーバー(宅配水)の会社は、私は知りません。

ウォーターサーバーで飲める方法はありますが・・・


ですが、ウォーターサーバーで硬水が飲めないかというと、飲める方法はあります。

宅配水の会社からレンタルするのではなくて、売っているウォーターサーバーを購入し、硬度304の「エビアン」や、硬度1,468の「コントレックス」などを買ってきて、自分でドボドボと入れれば飲めます。

おすすめの自分で入れるウォーターサーバー

ただ、硬水をウォーターサーバーで飲むメリットって、あまりないんじゃないかと、個人的には思っています。

理由としては、まず硬水自体が日本人の体質に合っていません。
硬水を飲むと下痢をするという人がよくいます。
日本の天然水にはほとんど硬水がないし、軟水を飲みながら何世代とDNAを受け継いできた民族なのだから、体質に合わなくて当然です。

人により違いもあるでしょうが、一般的に日本人の味覚にも合っていないようで、軟水の方がおいしいと感じる人が多いです。

それでも硬水のペットボトルの需要があるのは、ミネラル分を補給するための飲料としての価値があるからです。
アクエリアスのようなスポーツ飲料のようなものですね。

激しい運動をしたあとなどは硬水を飲むのも有効でしょうし、そういうときは、スポーツ飲料よりも、水を飲んだ方がおいしいような気がします。

しかし、自宅にサーバーを据えて、日常的に硬水を使う意味は、あまりないんじゃないでしょうか?

でもまあ、硬水が好きな人も中にはいますし、ジムなどに置くなら合っていますから、ウォーターサーバー(宅配水)が今より普及してきたら、そのうちそういう商品も出るかもしれないですね。