RO水とは?

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「RO膜」を使ったろ過システム」を謳っているウォーターサーバーってたくさんありますね。
それぞれのホームページでもわりと詳しく説明しているので、それで大体理解できるのですが、一応自分でも調べてみました。

RO膜というのは「逆浸透膜」というというものの一種です。
逆浸透の理屈はちょっと難しいんですが、要するに、穴が水の分子より大きく、その他の分子より小さい膜なんですね。

多くのROろ過システムを使っているウォーターサーバーのホームページでは、RO膜の穴の大きさは0.1ナノメートル(0.0001ミクロン)になっています。
有害物質など、その他の物質の大きさはその穴より大きいので、ろ過できるというりくつですね。

ちなみに、福島の原発事故のあとで有名になった主な放射性物質の大きさを調べてみると、
放射性ヨウ素・・・0.2ナノメートル(0.0002ミクロン)
ウラン・・・0.5ナノメートル
ストロンチウム・・・0.6ナノメートル
セシウム・・・0.6ナノメートル
になっています。

放射性ヨウ素が少しきわどいですが、理論上はすべて除去できるということになりますね。
放射性ヨウ素は半減期8日なので、万が一、一部通過しても飲む頃にはかなり減少しているとは思いますが。

また、ウイルスで現在最も小さいとされているピコルナウイルスやパルボウイルスは、約20ナノメートルとかなり大きいので、こちらの方は、きちんと理論通りにろ過できていれば、安心と言えるでしょう。

RO膜はもともと海水淡水化の為にアメリカで研究開発されたそうですが、現在では水の浄水のためのもっともポピュラーな方法の一つとして、いろいろな用途に幅広く普及しているようです。
工業用の純水や超純水の製造、下水の再利用、果汁や乳製品・化学薬品の濃縮などに使われています。
また、最近では自衛隊が災害時に使っている給水マシンなんかにも使われているそうです。
それから高価な浄水器もこのシステムを利用しているものが多いようですね。